roobanonagekiのブログ

それでも生きていくのです

プラン75を見て、暗い気持ちになる

昔、楢山節考を読んだり、映画で見た時には

こんなに嫌な気持ちにはならなかった。

なぜだろう。

私が、75に近いせいもあるからだと思うが、

なんか、気持ちが塞いだ。

夜、一人で見るものではない。

全編暗いし、ユーモアが皆無なのだ。

倍賞さん上手いんだけど、

多分、希林さんがやると、もっと突き抜けた感じが出たかなと思う。

脚本もイマイチかな。

最後に太陽の光を眺めるシーンで、救いを感じたけど、やはり説得力がないなあ。

 やはり、坂本スミコさんが演じた老婆の凄まじい生き様は素晴らしかった。

後味の悪い作品は、しばらく辛い。