人を羨む事
うまいぞこれは。しかし、あちこちのスーパーで売り切れ。買い占めたい。
若い頃、共働きしていたので、義父母に子供の面倒を見てもらっていた。
その頃、よく職場の同僚が、
いいですね。見てもらえて。託児所に預けたらお金かかるから。
ご飯も作ってもらえるんですよね。
と、言った。
確かに、安心して預けられたが、子供達と過ごす時間はなかった。卒業式にも行ってない。
運動会にもわずかな時間だけ見学しただけだった。
おまけに、一人分の給料を全額義母に渡していた。
育休も取らず働いた。
子供達が不憫でならなかった。
だからといって、私は専業主婦をしている友達に、羨ましいと言ったことはない。
きっと、それなりの苦労が、あると思うからだ。
人は、ある一面を捉えて、
羨ましい、気の毒と言うけど、
それぞれ内情があるのだ。
退職後、やっと旅を楽しむ時間が持てた人もいる。
そこに至るまで、たくさんの犠牲を払い、苦労もあったことだろう。
まだ、進行形の苦労を抱えている方もいると思う。
その中で、自分を楽しませる才覚があれば、
他人の生活を羨み、あれこれ言う事はないと思う。
私自身、進行形の苦労は無限大だが、
せっかく与えられた人生、
愉快に生きたいものだ。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。